オーダースーツを仕立てる上で、生地選びは仕上がりの印象を大きく左右します。
今回お客様にお選びいただいたのは、英国を代表する服地ブランド「ハリソンズ」のSpring Ram(スプリングラム)。英国生地らしい力強さと品格を兼ね備えたコレクションです。

ハリソンズ「スプリングラム」とは
スプリングラムは、チェビオットウールを主体とした英国原毛を50%以上使用した、2プライ・3プライの強撚糸で織り上げられた服地です。
目付は約355g〜と、英国生地らしいしっかりとした重量感があります。
強撚糸ならではのハリ・コシがあり、シワになりにくく、美しいシルエットを長時間保ちやすいのも特徴です。また、耐久性にも優れており、長く愛用できる一着を求める方には非常に信頼できるコレクションといえるでしょう。トラベルスーツやゴルフ場にお持ちになるジャケットしても良いかなと思います。
チェビオット種とは
チェビオット種(Cheviot)は、主にイギリスとスコットランドの境に広がるチェビオット丘陵で育てられてきた羊の品種です。
その羊毛は繊維がしっかりとして弾力性に富み、耐久性が高いことから、古くから英国のカントリーウェアやツイードなどにも用いられてきました。
柔らかさを追求したメリノウールとは異なり、しっかりとしたコシと反発力を持つため、立体感のある仕立て映えするスーツになるのが魅力です。

英国らしい重厚感や品格を楽しみたい方には、非常に相性の良い原毛といえます。
「スプリング」という名前ですが、おすすめの着用シーズンは?
「スプリングラム」という名前から春夏向けの生地を想像される方もいらっしゃいますが、355g〜という目付を考えると、実際にはやや重厚感があります。
そのため、DraweAr.では晩夏から秋、冬、そして春先まで着用できる生地としておすすめしています。
しっかりとした生地感があるため、ジャケットとして羽織った際にも型崩れしにくく、美しいシルエットを保ってくれます。
今回はブレザーとしてお仕立て
今回お客様は、スーツではなくブレザーとしてお仕立てされました。スプリングラムの中でも460gほどあるシリーズの生地をお選びいただきました。

スプリングラムならではのハリとコシがあるため、ジャケット一枚でも存在感があり、デニムやウールパンツ、チノパンなどさまざまなコーディネートに合わせやすい一着に仕上がっています。


画像は仮縫い中の物です。完成系はまた別でご紹介致します。
長年着続けても型崩れしにくく、英国生地ならではの経年変化
も楽しめるのが、この生地ならではの魅力です。
長く付き合える英国生地
流行だけを追うのではなく、一着を長く愛用したい方にこそ、ハリソンズのスプリングラムはおすすめしたい生地です。
DraweAr.では、お客様のライフスタイルや着用シーンに合わせ、生地選びから仕立てまで丁寧にご提案しております。
英国生地ならではの力強さと品格を、ぜひ一度ご体感ください。
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